【ワンピース938】狂死郎は果たして味方なのか…その正体は傳ジロー!?(第938話考察)【ONE PIECE】

1、人斬り鎌ぞうと牛鬼丸
さて、人斬り鎌ぞうとゾロの対決ですが、ゾロの渾身の一撃でゾロが勝利し決着となりました。
描画を見る限り、人斬り鎌ぞうはゾロに倒されてしまったと考えて良いと思います。
圧倒的な強さに、日和も驚いていますが、その場に居合わせた牛鬼丸も、そのゾロの力には圧倒されていたのではないでしょうか。
隙をみてはゾロに攻撃を仕掛けていた牛鬼丸ですが、人斬り鎌ぞうが倒れた後は、ゾロの様子を伺いながらも、その場を立ち去っています。
日和は牛鬼丸について、このように話をしていました。
「都では有名です「おいはぎ橋の牛鬼丸」普段の住処はわかりませんが、武器を持つものが、あの橋を渡ろうとすると現れる僧兵です。」
ゾロは、その話を聞いて急ぐことはないと感じているようです。
それは、牛鬼丸が逃げてどこかに行ってしまうということはないと、感じたからだと思います。
この様子から、日和の身の上話を聞いていますから、今後一緒にモモの助探しに同行するかもしれませんね。

2、作戦が都中に公に
前々回で錦えもんたちの作戦が、湯屋の手入れということで、バレてしまったことが描かれていましたが、今回はその件について、さらに大きな騒ぎになっていることが、錦えもんたちやローたち、ホーキンスやドレークの様子から描かれています。
共通しているのは、「仲間から裏切り者が出たと思いたくない」という気持ちではないでしょうか。
錦えもんは、敵に知られることのないように、暗号にしたようですが、判じ絵と足首の印が紐づけられてしまったことは、大きな失態と考えていると思われます。
しかし、この窮地を逆転させるような作戦を、仲間を信じ考えるのではないかと思います。
そして、ローと言い合いになっているしのぶの様子からも、この作戦の重要さや思いが伺えます。
カン十郎がその場を収めていますが、そこに現れたトの康が、その場をさらにまとめてくれるような、雰囲気があります。
トの康は、カン十郎やしのぶのことを知っているような様子が見られます。
しかし、カン十郎やしのぶは「誰だろう」といった様子も見られます。
もしかしたら、赤鞘九人男でまだ判明していない、傳ジローなのか、この決戦を待っていた新たな力の可能性があると思います。

3、狂死郎は味方なのか
花の都の遊郭での狂死郎も描かれていました。
いったい、敵なのか味方なのか、わからないですね。
今回注目したいのが狂死郎のこの言葉です。
「アレ以外に方法はなかった、一番損害を被るのはおれだぞ」
「オロチ様は苛立っておられる、全ての原因はコレだろう」
「アレ以外に方法はなかった」というのは、小紫を斬るという行為をするしかなかった、それが最善だったということだと考えられます。
「一番損害を被るのはおれだぞ」は、今回の騒ぎ、小紫を斬ったということで損害を受けるのは、自分であるということだと思います。
これは、遊郭で一番の人気者であった小紫を、亡き者にしてしまったわけですから、一番の損害と考えているのでしょう。
「オロチ様は苛立っておられる、全ての原因はコレだろう」と判じ絵が一緒に描かれていますが、光月トキ様の復讐の話が現実になることを恐れていたオロチですから、その為に動いていた光月家の家臣たちが本当にいたことに、苛立っているということなのだと思います。
しかし、なぜそれを狂死郎が話す必要があるのか。
この判じ絵については、小紫のそばに落ちていたものですが、狂死郎がオロチたちに作戦の内容を、伝えたのではないかと考えられます。
こう考えると、完全に敵側ということになります。
しかし、こう考えてみるとどうでしょうか。
小紫を斬ることが最善な方法なのだとしたら、やはり小紫を逃すということが、大きな目的だったと考えられます。
そして、その小紫のことを完全に逃すためには、他に何か話題性のあることがないと、完全に逃せないと思うのです。
一番人気の小紫ですから、通夜、葬儀、納棺など常に注目を浴びると思います。
その判じ絵をあえて見せることで、小紫からの注目をそらし、その判じ絵や作戦に向けて注目を集めることにしたのではないでしょうか。
現実、今回の騒ぎで、小紫の通夜も取りやめになっています。
しかし、これは味方であれば、大きな損益でもあると思います。
でも、狂死郎にはそれをしても勝てるという勝算があるのかもしれません。
もしかしたら、狂死郎はまだ見つかっていない傳ジローなのかもしれません。
そして、小紫が日和ということなのでしょう。