【ワンピース考察】黒ひげに対してエースが言った「人の倍の人生を歩んでいる」の真実がこちら…【ONE PIECE】

1、白ひげ海賊団の掟
白ひげ海賊団は、エドワード・ニューゲートが率いる海賊団です。
船員は16の部隊にわかれ約1600名ほどといわれ、また43もの海賊団が傘下となっていて、本体と合わせると総勢5万という大所帯の海賊団です。
白ひげが暮らしていた故郷は、天上金が払えないくらい貧しい非加盟国で荒れ果てていました。
孤児だった白ひげは、幼い頃から腕っぷしが強く、早くから海に出て海賊になっていました。
その頃から財宝を独り占めするような生活をしていたためか、青年時代になった頃には財宝には興味がなく、逆に家族のような暖かさを求めるようになっていました。
白ひげは、船員たちのことを「息子」と呼びとても大切にしていました。
なので、船員たちも自分を大切にしてくれる白ひげに対して、絶大な信頼を寄せて「親父」と呼んで慕っていました。
それ故に、船員間の唯一のルールとして「鉄の掟」がありました。
それは「仲間殺し」です。
これを犯したものは、許されることは決してないというものでした。

2、黒ひげの仲間殺し
黒ひげはこの鉄の掟を破り、4番隊隊長のサッチを、ヤミヤミの実欲しさに殺してしまいます。
サッチは、このヤミヤミの実を、数年前に偶然手に入れたようで、黒ひげはそれを狙っていました。
サッチと黒ひげは、客分であるエースを監視、監督する役割を務めていて、黒ひげが親友というくらい、そんなに仲も悪くなかったようです。
エースはサッチに対して、白ひげのことについて相談をしていて、サッチもそれに応じていました。
その結果、エースの身元預かり人となっています。
エースはその後、多くの活躍をし白ひげ海賊団で存在感を増していき、長年空席だった2番隊隊長に就任、若くして白ひげ海賊団の幹部となりました。

3、エースが言った「人の倍の人生を歩んでいる」の真意
だからエースは、自分の隊の黒ひげが、サッチを殺して逃げてしまったことに責任を感じ、白ひげが止めるのも聞かずに、黒ひげのことを追って飛び出してしまいます。
エースは黒ひげを捉え、「人の倍の人生を歩んでいるお前がこの状況を理解できないわけがないよな?」と黒ひげに問い詰めました。
この時の「人の倍の人生を歩んでいる」というエースの言葉の裏には、白ひげ海賊団の「鉄の掟」である仲間殺しのことが関係しているのではないでしょうか。
海賊は、人の命を奪うことがあります。
黒ひげもそうでしょう。
でも、サッチは仲間であり仲間殺しは、白ひげ海賊団ではあってはならないことでした。
「人の倍の人生を歩んでいる」という表現は、「サッチの命を奪ったお前が」ということなのではないでしょうか。
「人の倍」はサッチの命のことで、「人生を歩んでいる」はサッチの命を奪っておきながら生きているということで、「この状況」というのは、エースが仲間殺しの黒ひげを処刑するために追ってきたということだと思うのです。
そして、それを黒ひげが理解できないわけがないだろうということだと思うのです。
白ひげ海賊団では、仲間殺しは許されないことです。
黒ひげは、サッチを殺して白ひげ海賊団を逃げたことは、誰にも知られていないと思っていました。
それは、気づかれる前に逃げていたからです。
だからエースは、まずそれを確認するために、「人の倍の人生を歩んでいるお前がこの状況を理解できないわけがないよな?」と、黒ひげを問い詰めたたわけです。
黒ひげは、その後自分がサッチを殺したこと、そしてその理由もエースに話しました。
その結果、戦いとなってしまったのです。
整理すると「人の倍の人生を歩んでいる」という言葉の真意は、「サッチの命を奪い生きているお前が」というような意味になると思います。