【ワンピース考察】ワンピース〇巻に一瞬描かれたルフィの“ある正体”とは…【ONE PIECE】

1、ギリシャ神話の二つの話
まず最初にご紹介するのは、この二つの話です。
・太陽神アポロンに仕えていたカラスの話
・炎の神・プロメテウスの話
炎の神・プロメテウスの話は、メラメラの実の能力者であるエースを彷彿とさせますよね。
プロメテウスは、天界の火を盗んで人間に与え、文明を築かせていました。
サボがカラスに乗って移動することは、カラスを手下にしていたということになります。
太陽神アポロンに仕えていたカラスは、言葉を話すことができる純白のカラスで、アポロンが恋人とのやりとりのための連絡係にしていました。
この話から共通することは、「自分が正しい行動をしたと思うのに、絶対的権力者に制裁を受ける」ということです。
プロメテウスは、人間の文明を築くには、火が必要と考え火を天界から盗みました。
これを正しいことと考えました。
しかし、プロメテウスは岩山につながれて、毎日肝臓をオオワシについばまれるという罰を受けます。
伝言係をしていたカラスは、アポロンの恋人が別の人と会っているところを目撃し、アポロンに告げ口をします。
そのことでアポロンは恋人を手打ちにしますが、恋人にはアポロンの子供がいて、アポロンは自分のしたことを後悔します。
そしてカラスに、「お前は、一生喪に服していろ!」と告げます。
そのためにカラスは、黒い色になったといわれています。
カラスは、密会を報告することは、悪いことではないと思っていましたが、結局はそれが裏目に出ています。
このことは、ルフィ、サボ、エースと大きく関係しているのではないかということなのです。
世界政府が正義と考えたら、海賊はいくら良いことをしていても、悪です。

2、ルフィに重なるものは
では、ルフィに重なるギリシャ神話のキャラクターは誰なのでしょうか。
「ルーシー」という名前から連想するのは、ギリシャ神話ではありませんが、キリスト教の中から「堕天使ルシファー」を連想させます。
ルシファーは、もともと天使の長で神につぐ2番目の権力者でした。
しかし、自分の権限で人間に光を与えてしまったことで、人間は神を超える存在になったため、ルシファーは追われてしまいました。
また、エースがプロメテウスと考えた場合、先ほどの岩山からプロメテウスを解放したのはヘラクレスなので、ヘラクレスがルフィと考えることもできます。
ヘラクレスは、ギリシャ神話の中で、アポロンの神託で12の務めを果たすことになりました。
その12の務めの中に、ルフィと共通する部分がいくつかありました。
1つ目「ネメアーの獅子」は、獅子をイメージしたサニー号で冒険を始めたこと。
2つ目「ケリュネイアの鹿」は、トナカイのチョッパーを仲間にしたこと。
3つ目「エリュマントスの猪」は、猪になっていたローラと仲良くなったこと。
4つ目「アマゾーンの女王の腰帯」は、アマゾン・リリーの女帝を味方にしたこと。
5つ目「ヘスペリデスの黄金の林檎」は、エネルを倒したこと。
エネルは空島で林檎を食べていましたし、エネルを倒した後は黄金を手に入れました。
6つ目「地獄の番犬ケルベドスは、スリラーバークでケルベロスに乗っています。
そして7つ目「レルネーのヒョドラー」は、ヒョドラーの首は切ってもその部分から新たに2本も首が生えて、その内の1本は「不死」であるというお話です。
プロメテウスも不死だった為、あの罰は、助けられなければ永遠に受け続けていたわけです。

3、ヒョドラーとの関連性は
ヘラクレスとヒョドラーの戦いのような壁画が、シャンドラの遺跡の中に登場しています。
また、マゼランが使う「毒竜(ヒドラ)」という技が3つの首を持つ竜として表現されているのも、この話と関連しているのかもしれません。
ルフィは、マゼランと戦っています。
毒についての耐性が、ルフィにはあるのかもしれません。
このギリシャ神話のヒョドラーは、9個の首を持つ竜です。
現在、これに近い形をしているのは、ワノ国の将軍オロチです。
オロチは頭の数は8個ですが、もしかしたら、毒を使う能力があるのかもしれませんね。
これからルフィは、オロチやカイドウと戦うことになると思います。
いくら、毒に強いとはいえ、気をつけたほうがいいかもしれませんね。
ヘラクレスとヒョドラーの戦いについて、もしルフィをヘラクレスとするならば、「毒に気をつけろ!」ということを、示唆しているのかもしれませんね。