【ワンピース考察】黄猿は本当に死亡するのか…史実から判明した“ある事実”に衝撃!?【ONE PIECE】

1、金太郎のストーリー
黄猿の死亡説は、金太郎のストーリーからきているというのが根拠となっていました。
それは、このような話です。
金太郎が、京都の源頼光という武士に召し抱えられ、その頼光と都を騒がす鬼(酒呑童子)を退治した時に、頼光は殉職してしまったというものです。
そして、黄猿は源頼光で金太郎は戦闘丸だということでした。
しかし、このストーリー展開に個人的には疑問を持っています。
この噂を耳にした時、知っている金太郎の話とは違うと感じたからです。
そこで調べましたが、源頼光が死んでしまう、という資料は見つからなかったんです。
昔話、民話、伝説のたぐいは、地方によっては色々な説があるので、1つぐらい源頼光は死んでしまったという話が出てくるかと思ったのですが、それはありませんでした。
では、どうして死んでしまったということになってしまったのでしょうか。

2、源頼光とは
それは、源頼光とはどのような人物だったのか、というところからわかります。
平安時代中期の武士で、天暦2年生まれで、治安1年7月19日に亡くなっています。
父は鎮守府将軍・源満仲、母は嵯峨源氏の近江守源俊の娘の間に生まれた長子です。

父の満仲は摂津国多田に源氏武士団を形成し頼光はそれを継承していました。
そして、自らは摂関家の警護なども務めているなど武士としての側面も見せていました。
また、頼光は藤原摂関家の家司としての貴族的人物と評される傾向にもあった人物でした。
その一方で後世に成立した『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』や、室町時代になって成立した『御伽草子』などで丹波国近江山での酒呑童子討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られています。
説話では、母の一族の嵯峨源氏の渡辺綱を筆頭にした頼光四天王(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)などの強者の家臣がいたと言われ、頼光が実際に郎党を従えていたことを反映しているとも考えられています。
また、古典『保源物語』や『梅松論』では、古来の勇者の代表格として同時代の藤原保昌と併称され、酒呑童子討伐説話も古い形態では、源頼光と藤原保昌が両大将として描かれており、藤原保昌を酒呑童子退治の主人公とした説話もあるようです。
『平家物語』では精兵の1人として頼光の名が挙げられているなど頼光に武勇的人物像を求める傾向もありました。
これは、ウィキペディアで調べたものですが、頼光に武勇人的な人物像があったために、『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』や、室町時代になって成立した『御伽草子』などで丹波国近江山での酒呑童子討伐や土蜘蛛退治の説話が生まれたのではと考えられます。
頼光四天王の中の坂田金時が金太郎の出世した姿とされていますね。

3、なぜ死んでしまったとされたのか
子供向けの金太郎では、心優しく強くなった金太郎は、源頼光という武士に召し抱えられ、都で悪いものをたくさんやっつけました、というところで話は終わっているものがほとんどです。
中には、悪者は酒呑童子という鬼で、金太郎は源頼光と一緒にそれを退治しました、と後付けで書かれているものもあります。
御伽草子では、酒呑童子という物語で描かれています。
源頼光とはじめとした頼光四天王を結成し、酒呑童子を討伐に出かけることになり、彼らは酒呑童子がお酒好きということを知り、そのお酒に神よりもらった「神便鬼毒酒」という毒酒を飲ませ、寝込みを襲い首を取ります。
そして今回のテーマである、なぜ死んでしまったとされたのか、という核心の部分については、このような表現がそうさせたのではと思われます。
「…神よりもらった「神便鬼毒酒」という毒酒を酒盛りの最中に酒呑童子に飲ませ、体が動かなくなったところを押さえて、寝首を掻き成敗した。
しかし首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いた。
酒で動きを封じられ、だまし討ちをしてきた頼光らに対して童子は「鬼に横道はない」と頼光を激しくののしった。」
この中の、「首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いた」という部分が死んでしまったという表現になったのではと考えます。
でも、この後「頼光らに対して童子は「鬼に横道はない」と頼光を激しくののしった」とあるので、死んではいないと思いますし、伝説では、「仲間の兜を重ねて被って難を逃れた」とあり、死んでしまったという表現はどこにもされていないのです。

4、黄猿はワノ国へ行くのか
黄猿は、きっとワノ国に行って何かしらの行動は起こすと思いますが、死んでしまうことはないと思います。
「自分の力に頼りすぎ」という話もありましたが、自分のことは自分でよく知っていると思いますし、彼が今の立ち位置にいるのは、冷静だからだと思うのです。
戦いにおいてきちんと準備して赴くと思うのです。
そして今やワノ国は、いつ大きな戦闘状態になってもおかしくないような状況にあります。
黄猿1人ではなくルフィたちと手を組み、カイドウやオロチに立ち向かうことになるような気がするんです。
皆で戦えば、手負いはあっても死んでしまうようなことはないと思います。